deploy
現在のセッションの現在の作業セットのノードに展開を実行できます。ノードを指定しない場合、デフォルトでは現在選択されているリストのすべてが対象になります。

構文

smartupdate deploy [--nodes [nodelist]]

パラメーター

--nodes [nodelist]
展開操作を実行するノードのリスト。各ノードは次の3つの方法で指定できます。

domain_name: localhost

ip: 127.0.0.1

ipv6: ::1

ノードリストを指定しない場合、セッションのすべてのノードが展開されます。

--save_install_set <true/false>
true:iLOレポジトリにインストールセットを保存します。

false:iLOレポジトリにインストールセットを保存しません。

--install_set_name <SPP_baseline>
iLOレポジトリに保存するインストールセットの名前を指定します。SPPベースラインにのみ有効です。

--install_set_description <description>
インストールセットを割り当てる説明を保存します。

--use_ilo_saved <option>
iLOレポジトリにすでに保存されているインストールセットを展開するには、このパラメーターを使用します。有効なオプション:

ilo_install_set_name:iLOレポジトリ上の特定のインストールセットを選択します。
ilo_queued_updates:展開のキューに入れられたアップデートを選択します。
--manually_manage-iLO_repository = <true>
trueを指定すると、新しいインストールセット用のスペースを作るためにインストールセットが自動的に削除されるのを防ぐことができます。

制限

ノードへの更新が存在しない場合、SUMがノードに更新を展開したことを示すことがありますが、何も展開されていません。

Windowsでの使用法

C:\> smartupdate deploy /nodes 10.7.0.0

Linuxでの使用法

$ ./smartupdate deploy --nodes 10.7.0.0

リターンコード
SUCCESS_NO_REBOOT
Windows:0

Linux:0

テキスト:The command was successful.(コマンドが成功しました。)

SUCCESS_REBOOT
Windows:1

Linux:1

テキスト:The command was successful but a reboot is required.(コマンドが成功しましたが、再起動が必要です。)

SUCCESS_NOT_REQUIRED
Windows:3

Linux:3

テキスト:The command completed successfully, but was not required or everything was already current.(コマンドは正常に完了しましたが、コマンドが不要であったか、すべてが最新です)

FAILURE_GENERAL
Windows:-1

Linux:255

テキスト:A general failure occurred.(一般障害が発生しました。) For details, see the logs.(詳細は、ログを参照してください。)

FAILURE_BAD_PARM
Windows:-2

Linux:254

テキスト:A bad input parameter was encountered.(不正な入力パラメーターが検出されました。) For details, see the logs.(詳細は、ログを参照してください。)

FAILURE_COMPONENT_FAILED
Windows:-3

Linux:253

テキスト:The installation of the component failed.(コンポーネントのインストールに失敗しました。)

FAILURE_COMMAND_FAILED
Windows:-4

Linux:252

テキスト:The command failed.(コマンドが失敗しました。) For details, see the logs.(詳細は、ログを参照してください。)